森里海連環学スタディツアー 2014 秋 in 愛荘町

 2014年11月14日(金)に森里海連環学スタディツアー 2014 秋 in 愛荘町を実施し、琵琶湖のヨシの活用に取り組むコクヨ工業滋賀の工場を見学しました。
 琵琶湖は周囲をヨシ原に囲まれており、独特の景観が作られています。そのヨシ原は、生き物に生息場所を提供したり水の浄化機能を有していたりと、琵琶湖の環境とも深くかかわっています。かつて、ヨシはすだれや屋根の材料として利用されていました。そして、定期的に刈り取りが行わることでヨシの生育が促され、健全なヨシ原が保たれていました。しかし、外国産の安価なすだれが輸入されるようになったり私たちの住宅事情が変わっていったりするにつれ、ヨシの利用は低下し、ヨシ原の放置・荒廃が進みました。
こうした中、琵琶湖のほとりで操業するコクヨ工業滋賀は“地元の環境を守りたい”という思いからヨシ原を守る活動を2007年に始めました。社内の有志で始めたヨシ刈りは地元企業や取引先などにも広がり、現在では100団体が参加する「ヨシでびわ湖を守るネットワーク」に発展しました。また、琵琶湖のヨシを原料に用いた紙製品「ReEDEN」シリーズの生産・販売も積極的に展開しています。
 小春日和となったスタディツアー当日、まずは工場の最寄りの道の駅「あいとうマーガレットステーション」を訪れました。旧愛東町は、菜の花からナタネ油を搾り、そのナタネ油を食用として用いた後、石けんやバイディーゼル燃料にリサイクルするという地域資源循環システム「菜の花プロジェクト」を全国に先駆けて実施した町です。施設を見学したり、昼食を食べたり、直売所で地元野菜を購入したりして、思い思いの時間を過ごしました。
 午後、コクヨ工業滋賀の工場を訪れました。最初に、同社の事業概要や工場の環境保全活動、琵琶湖のヨシ原の保全活動などについてスライドを用いて説明していただき、続いて工場内部を案内していただきました。自分たちが日頃使っているノートの生産現場を見るのは少し興奮しました!その後、「ReEDEN」シリーズの開発・デザインを担当されている女子社員の方々からもお話を聞きました。就職活動を控えた学生たちにとっては企業の仕事を理解する良い機会となったようで、質疑応答も活発でした。

※ 参加した学生の感想は、コチラ

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