2015年11月2日 地域連携セミナー「淡路島の森里海連環の知恵」

2015年度 「京都大学・日本財団 森里海地域連携セミナー」

■テーマ:淡路島の森里海連環の知恵

国生み伝説がある淡路島では、森と海のつながり、人と自然のつながりを生業や信仰を通して構築してきた。そして古から培った森里海連環の知恵に基づき、持続的な地域資源を活用しながら、自立的に持続可能な地域づくりを進めてきた。例えば、漁師は古くから森と海のつながりを重要視しており、漁師が山の神を信仰し、「山立て」や魚付保安林など、山の資源を活用しつつ、漁業を営んできた。また、淡路島ではため池の管理は最も重要な仕事であり、定期的にため池に堆積した泥さらい作業である「かいぼり」を地域住民で協力して実施した。さらに、集落の共有林の資源を活用しながら、防災活動や福祉活動の費用を賄うなど、地域づくりを地域住民が自立的に行ってきた。

近年では、漁獲量の減少が、淡路島の漁業従事者において深刻な課題となっており、淡路水交会が中心となり、「漁業者による森づくり活動」や、「かいぼり」を漁師が実施する取り組みがはじまっている。また淡路島でも少子高齢化問題が課題であるが、NPOなどの取り組みをきっかけに、島外の都会で生まれ育った若い世代がIターンとして淡路島に住み、自然農法や古民家利用など、新しい持続可能な地域づくりの挑戦も生まれている。

本ミニシンポジウムでは、淡路島における森里海連環の伝統的な知恵や新たな挑戦を学びながら、地方創生に向けた地域づくりにも参考になる、森里海連環を再構築する実践方法を考える。

 

■日時:2015年11月2日(月)

■場所:NPO法人ソーシャルデザインセンター淡路セミナー室

■主催:森里海連環学教育ユニット / 日本財団  

■締切り:定員になり次第(定員40名)

■申し込み方法:メールにで受付

■申し込み先:森里海連環学教育ユニット 特定准教授 吉積巳貴 (yoshizumi.miki.3x@kyoto-u.ac.jp)

■参加申込書と詳しい情報はこちらの案内ポスターにご覧ください。

 

■プログラム

11月2日(月)

  • ミニシンポジウム@NPO法人ソーシャルデザインセンター淡路セミナールーム
  • プログラム
地域連携セミナー「淡路島の森里海連環の知恵」
14:00 – 14:05
開会・セミナー趣旨説明
京都大学  吉積巳貴
14:05-14:15
開会の挨拶
SODA 木田薫
「淡路島における”森里海連環”の古(いにしえ)の知恵」
14:15-14:35
漁師の山の神信仰
淡路民俗学者 武田信一
14:35-14:55
淡路の魚付保安林
京都大学霊長類研究所 湯本貴和
「淡路島における”森里海連環”の新しい挑戦」
14:55-15:10
漁師がつなぐ里山・里海交流活動
京都大学地球環境学舎M2 志波陽介
15:10-15:25
福良の地域資源を活用した住民自立型地域づくり
京都大学地球環境学舎M2 平井聡
15:25-15:45
未来を担う人づくりと持続可能な地域づくり
NPO法人ソーシャルデザインセンター淡路事務局長 木田薫
15:45-16:00
休憩
「淡路島の森里海連環の知恵と持続可能な地域づくり」
16:00-16:50
パネル・ディスカッション
コーディネーター:吉積巳貴
16:50-17:00
閉会の挨拶
京都大学名誉教授、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター長 内藤正明
17:00-19:00
懇親会(BBQ, ピザづくり)

 

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